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【1F】稲垣考二 展

  • 執筆者の写真: isemuse
    isemuse
  • 4月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月5日

本館1Fにて開催中の稲垣考二 展

展示内容をご紹介します。



《作家コメント》


作品制作を続けていく大きな理由のひとつに、発表できる場の存在があります。

20余年に渡り、私は当美術館での展示をイメージしながら大きな作品を描いてきました。

イタリアのシスティーナ礼拝堂や、エジプトの巨大遺跡を見たときの感動を表現したいと閃いて以来、毎年部分的に大作を描き重ね、その最終的な発表の場をこの美術館としてきました。

 

今回はモチーフの大きな顔を多様な表現で描きました。

広い展示室の4面を1点ずつの作品で埋めつくし、迫力のある空間を目指しました。

ご覧くださいますようお願い致します。


稲垣考二




浮遊 (油彩・キャンバス / 389×648cm)
浮遊 (油彩・キャンバス / 389×648cm)


圧倒的なスケールと超細密な描写で観る者を魅了する稲垣考二の世界。

本展では、4枚の壁を覆い尽くす巨大なキャンバスに描かれた絵画を展示します。




劇 (油彩・キャンバス / 389×972cm)
 (油彩・キャンバス / 389×972cm)


劇 (部分)
 (部分)

劇 (部分)
 (部分)

劇 (部分)
 (部分)


​迷路 (油彩・キャンバス / 389×648cm)
​迷路 (油彩・キャンバス / 389×648cm)

 



現実と空想が交錯する世界観や、見るほどに新たな発見がある画面、細部に潜む物語性。

独特の存在感を放つ作品群です。




美白×100 (油彩・キャンバス / 400×310cm)
美白×100 (油彩・キャンバス / 400×310cm)

極限まで描き込まれた細部と、深く引き込まれる構図が生み出す臨場感を目の当たりにすると、まるで作品の中に入り込んでしまうかのよう。



60回以上の個展開催歴を誇る稲垣考二の集大成ともいえる展覧会です。

ぜひご覧ください。



【会期】開催中 〜 2025年5月25日(日)

【会場】伊勢現代美術館 | 本館1F

 
 
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