[ 三重の立体造形作家たち展 ]
本展は、会期を前期・後期に分け、それぞれ5人の作家が出展。
前期の出展作品を一部ご紹介致します。
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【作品紹介.3】 平田茂「おぼせが吹く」
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《作家コメント》
- 今作によせて -
削っては止まって考えて、また削って
なかなか形が定まらない
風がふいて、雨がふって、雪がふって
石の幾重もの層が、
素材の成り立ちまでの
想像がつかないほどの時を語りかける
彫刻することもまた時間を必要とする
山の稜線や水のわだち、とけた雪のあと、
そういうものを気にしてみるようになった
最初のイメージに反するように
目の前の形が変化していった
ひるがえしては違う層へ、
ひるがえしてはもっと深い層へ
その渓谷に春の風が吹けばと願う
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《前 期》2022年3月6日(日)〜5月8日(日)
【休館日】火・水曜(祝日は開館) ・3/28〜4/1・4/26〜28・5/9〜14・6/20〜24・7/4〜7
【出展者】黒宮亮介 / 髙橋光彦 / 平田茂 / 宮本治 / 宮本京子
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